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TOP >  講習会のお知らせ >  令和7年度 >  「茶花の文化史~茶花とその背景の文化を語る~」【茶の湯】

「茶花の文化史~茶花とその背景の文化を語る~」【茶の湯】


白鳥庭園茶の湯講座 ~茶花植物編~

茶花の文化史~茶花とその背景の文化を語る~

講師より

茶花通史を3期に分け(1)黎明期(天明頃から天正頃)、(2)概成期(文禄頃から享保頃)、(3)展開期(元文頃から幕末)。
これらの時代には、代表的な茶人の手になる文献が残されているために、茶花の概要を知ることが出来る。しかし従来、日本のフローラ(日本の植物類)や園芸文化を裏打ちして茶花を論じることは皆無で、茶花の作法や入れ方などを解析するのが主流であった。
そこで本講座では、テーマを「茶花の文化史」と題して、民族植物、園芸文化からの知見を交えて、黎明期から残る茶花の記録を解説する。
なお講座では、拙著『茶花の文化史』(2017)淡交社を使用する。

植物文化史研究家 横内 茂

時間 <午前の部>午前10時30分~午後12時30分
<午後の部>午後1時30分~午後3時30分
場所 清羽亭 立礼席
講師 植物文化史研究家 横内 茂
定員 各14名(事前予約制)
※事前申し込み先着順。各回ごとに申し込みをお願いします。
参加費 2,000円(当日お支払い)
※お抹茶と生菓子付き
※講座内容によって、時間・参加費が変更になる場合がございます。
※テキストとして別途書籍「茶花の文化史(2,200円)」が必要となります。(白鳥庭園での購入も可能です。)
※講習日前1週間を切った場合のキャンセルは、キャンセル料として参加費をお支払いいただきます。ご了承ください。
申し込み・問い合わせ 「白鳥庭園」で直接お申し込みいただくか、もしくは白鳥庭園管理事務所にお電話にてお申し込みを承ります。(℡052-681-8928)
申込締め切り:開催日3日前まで
※事前申し込み先着順。満席になり次第募集を終了。各回ごとに申し込みをお願いします。
植物文化史研究家 横内 茂
元名城大学専任講師。植物分類・形態学、民族植物学などを専攻。
中国、ベトナム、ラオス、インド・ヒマラヤなどで、フローラ調査を行う。『茶経評解』他多数の出版物があり、令和5年3月に『椿百科』が出版された。

講習内容・日程

※講習内容・日程は変更になる場合がございます。
日程 募集開始日 講座内容
5月17日(土) 3月15日(土) 「伝書の中の茶花(2)」
3回目に続き、利休の茶花と、利休が池坊専好に伝授された立花を紹介します。
7月19日(土) 5月17日(土) 「茶花と掛物」
茶の湯黎明期の床飾り、特に茶花と掛物の関係を紹介します。
9月20日(土) 7月19日(土) 「伝書の中の茶花(3)」
織部の茶花はひょうげていたか、綺麗さび遠州の茶花はどうであったかを紹介します。