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TOP >  催事情報 >  9月 >  令和6年 秋露祭

令和6年 秋露祭


◎期間 令和6年9月10日(火)~23日(月休)
◎開園時間 9:00~17:00(入園は16:30まで)

夜間開園
◎14日(土)~16日(月祝)は開園時間を21:30まで延長します。
 ※17:00より正門のみの入園(北門は閉門)、入園は21:00まで。
◎17日(火)は中秋の名月に合わせて18:00~21:30まで臨時開園いたします。
 ※正門のみの入園(北門は閉門)、入園は21:00まで。


◎入園料 大人300円(中学生以下無料)、市内在住65歳以上(要・敬老手帳等)100円

配布しております紙のチラシですが、中面、名古屋芸術大学Instagramの二つのQRコードが逆でした。
申し訳ありませんでした。
ダウンロードデータは修正してありますが、QRコードが細かいため、チラシデータからは読み込むことができません。
また、同じく鑑賞ゲリラInstagramのQRコードもチラシデータからは読み込むことができません。
3点、リンクを貼っておきますので、こちらからご覧ください。

名古屋芸術大学 美術領域 工芸コース
名古屋芸術大学 デザイン領域 メタル&ジュエリーデザインコース
鑑賞ゲリラ

観月茶会

仲秋の名月が上がる方向を計算して立てられた清羽亭で、
名月を楽しんでいただくための「観月の茶会」を開催します。
※一席ごとの入れ替え制になります。
※いずれも8月15日(木)より前売り券の販売がございます。詳しくは次の「前売り券について」の項目をご覧ください。
※売り切れ次第終了となります。お早めにお買い求めください。


●カンショウする楽園&観月茶会
まだ少し欠けている、これから満ちる、縁起の良い月のもと、
参加学生とファシリテーターによる、対話型ギャラリートークです。
 ◎開催日 9月14日(土)ギャラリートーク&茶席「幾望の席」
 ◎時間 ①18:00 ②18:45 ③19:30 ④20:15
 ◎場所 清羽亭 立礼席
 ◎席料 各一席800円
 ◎定員 各席24名

●観月茶会
 ◎開催日と席主 9月15日(日) 「白月の席」 表千家 安田一絵
         9月16日(月祝)  「秋露の席」 五山流 綾小路五山
 ◎時間 ①18:00 ②18:30 ③19:00 ④19:30 ⑤20:00 ⑥20:30
 ◎場所 清羽亭 立礼席
 ◎席料 各一席800円
 ◎定員 各席24名

●観月特別茶会
中秋の名月を愛でる特別なお席です。
栗名月にちなんだ御凌ぎとお菓子をご用意いたします。
 ◎開催日と席主 9月17日(火) 「中秋の席」 尾州有楽流 水野宗栄
 ◎時間 ①19:00 ②20:00
 ◎場所 清羽亭 立礼席
 ◎席料 一席3,000円
 ◎定員 各席20名

前売り券について

◎(A)(B)それぞれの販売枚数が売り切れ次第終了となります。お早めにお買い求めください。
◎日時変更、払い戻しはいたしません。
◎詳細は白鳥庭園管理事務所まで電話でお問い合わせください。 TEL 052-681-8928

(A)白鳥庭園正門窓口
※電話でのご予約はできません。
●窓口直接購入 8月15日(木)~各席当日16:00まで
白鳥庭園正門窓口までお越しください。
(基本販売時間9:00~16:30)
※9月14日(土)~16日(月祝)は9:00~21:00まで販売。
※毎週月曜日休園。祝休日の場合は翌平日が休園。

(B)名古屋市文化振興事業団チケットガイド
●予約受付期間 8月15日(木)~各席2週間前まで
<電話>052-249-9387
<メール>名古屋市文化振興事業団チケット予約ページからご予約ください。
●窓口直接購入 8月15日(木)~9月11日(水)17:00まで
<チケット取り扱い>
名古屋市文化振興事業団チケットガイド TEL 052-249-9387(平日9:00~17:00/チケット郵送可)
※名古屋市文化振興事業団が管理する文化施設窓口<土日祝日も営業>でもお求めいただけます。
(工事休館などがありますので、事業団ウェブサイトでご確認ください。)

観月路地飾り

月明りの下、美濃和紙あかりアートと竹行灯が路地を灯します。

◎期間 9月14日(土)~17日(火)

協力:美濃和紙観光協会

星空観察会

仲秋の名月を見ながら星空観察をしましょう。

15日が天候不順により星が見えない可能があるため延期となりました。
16日に順延します。


◎日時 9月15日(日)19:00~ ※雨天時は16日(月祝)に順延
◎場所 白鳥庭園内 宮の渡し広場

カンショウする楽園

白鳥庭園プロジェクト 『カンショウする楽園』

白鳥庭園と名古屋芸術大学との協働企画『カンショウする楽園』展を開催いたします。

名古屋芸術大学 美術領域 工芸コース、デザイン領域 メタル&ジュエリーデザインコース総勢23名の学生・スタッフによる、
白鳥庭園からインスピレーションを受けた、陶、ガラス、金属を用いた作品を、園内各所にて展覧いたします。
自然豊かな庭園に点在する作品を探しながら巡ると、庭園と作品が調和する新しい風景に出会う、自然と芸術に思いを巡らす展覧会です。
この展覧会では、庭園と作品群が干渉しあい、それぞれを緩衝する要素となって、互いを引き立てることになるでしょう。
また、それらを鑑賞する人々はその風景に触れて、新しい出会いに気持ちが高揚したり、時に昔を懐かしみ感傷的になることもあるでしょう。
美術/工芸による作品群と庭園を巡って、人間と自然が一体化する空間、まさに「楽園」となることを目指します。

展示:名古屋芸術大学 美術領域 工芸コース/デザイン領域 メタル&ジュエリーデザインコース

作品展示

■屋外展示
期間 9月10日(火)~23日(月休)
鑑賞時間は開園時間に準じます。
※夜間は見られない作品があります。
■清羽亭展示
◎期間 9月12日(木)~16日(月祝)
◎時間 9:30~16:00 (夜間開園時は21:00まで)

カンショウする楽園&観月茶席

まだ少し欠けている、これから満ちる、縁起の良い月のもと、
参加学生とファシリテーターによる、対話型ギャラリートークです。
 ◎開催日 9月14日(土)ギャラリートーク&茶席「幾望の席」
 ◎時間 ①18:00 ②18:45 ③19:30 ④20:15
 ◎場所 清羽亭 立礼席
 ◎席料 各一席800円
 ◎定員 各席24名

※一席ごとの入れ替え制になります。
※前売り券の販売がございます。詳しくは上部の「前売り券について」の項目をご覧ください。
※売り切れ次第終了となります。お早めにお買い求めください。

「鑑賞ゲリラ」アートツアー

庭園内の作品を巡るアートツアーを開催します。
◎日時 9月14日(土) ①11:00 ②15:00 (各回1時間程度)
◎集合場所 芝生広場前受付
◎参加費 無料
◎定員 各回10名(事前申し込み不要、当日先着順)

※鑑賞ゲリラは、対話型鑑賞でアート作品の豊かな鑑賞体験をサポートするファシリテーターのグループです。
対話による作品鑑賞会を数多く開催し、『アートはもっと面白い』をテーマに多様な背景を持つ人々の文化交流を目指しています。

『カンショウする楽園』参加作家紹介

(☆)の作家の画像は参考作品です。

①池田考作(☆) 屋外(浮見四阿近辺)・清羽亭
自身の周りを構成する要素として様々な“物”が存在して、その要素は多面的であり、複合的である。それらは広い範囲を包括する記号として我々は認識する。単一の物質から、存在や状態、環境それらを認識する自身も“すがた”そして形ある陶へ置き換える。記憶の集約であるすがたをピースとして物を扱う姿を記録、構成を行い、散らばる要素の集約、集めた要素の解放をしている。

②稲垣瑠莉 屋外(雌滝)  ※夜間は見られません。
わくわくする気持ちを鉄で表現しました。宝箱をモチーフとして選んだ理由は、見つけた時の高揚感、何が入っているかわからない期待感や掻き立てられる冒険心、これらの感情が表現したいわくわく感に当てはまるものだと考えたからです。さらに、白鳥庭園の落ち着いた雰囲気から、滝のそばに佇む古寂びた宝箱をテーマとしています。また、白鳥庭園を散策した際に、築山にある龍を表現した階段が印象に残ったことから、龍を宝箱の中から覗かせるように演出しました。はじめての鉄を使った制作でしたが、鉄の硬さ、錆加減などの素材を活かす表現にこだわり、挑戦しました。

③植村宏木(☆) 屋外(北門近辺)・清羽亭
目には映らないが確かに存在する“もの”を捉えようと試みている。 目の前にあるものを見つめるとき、欠けているものを意識することがある。 また、目には見えていない遠くの物事が、想像によって目の前に現れるような感覚をおぼえることもある。意識ひとつで〈ある〉と〈ない〉は目の前の物事に複雑に関わっていく。 〈あること〉と〈ないこと〉の境目は、揺らぎながら私たちの世界に存在している。

④岡島真怜 屋外(芝生広場の藤棚))
庭園には上座から最も美しく見えるように作られていたり、踏み分け石でなんらかの変化を与えていたり。そこには必ず視点場があります。庭園にさりげなく溶け込む視点場に気付いて欲しいと思い、景色を切り取る窓を用いて表現しました。

⑤奥野結衣 屋外(織田橋近辺)
幾何学的な曲線が好きで、その要素を取り入れた天蓋付きカーテンのような傘を作りました。カーテン部分には白鳥庭園で見た、景色を枠に入れて楽しむという工夫を取り入れてみました。大きな透かしによる光と影に注目してもらいたい作品です。

⑥川嶋野唯 屋外(木曽川~雄滝)  ※夜間は雄滝の作品が見られません。
鯉が下流から上流に登り龍になった様を制作しました。

⑦城所咲希 屋外(竹林) ※夜間は見られません。
成人が18歳に下げられ、子供だと言われていたのにいつ間にか世間からは大人と言われる。心はまだまだ子供なのに。

⑧古池拓人 屋外(汐入の庭)・清羽亭
たまには鳥のように羽ばたいてみたい

⑨澤木亮壮 清羽亭
私は様々な素材を通して、多様な生き物の制作を行なっています。これまでにモチーフとして選んだ生き物は我々に重要な物事や歴史を伝えてくれる。彼らが教えてくれる背景を汲み取り形に残しています。

⑩周 維清 屋外(木曽川)
この作品は高さ約1.2メートルの白鳥の彫刻です。白鳥庭園の小さな滝のそばの石の横に設置されています。白鳥は半分羽を広げた姿で石と優雅に調和し、庭園の静けさと美しさを引き立てています。この白鳥の存在は庭園の名前「白鳥庭園」とも響き合い、訪れる人々に隠れた美を探求する喜びをもたらします。

⑪しもてはつき(☆) 屋外(木曽橋近辺)
陶の持つ土らしさを残しつつも優しく柔らかく見える表現を目指して制作しています。作品を見た人が穏やかな気持ちになるといいなと思います。

⑫杉山仁彦(☆)屋外(芝生広場の池)・清羽亭
普段は、展示空間とその周辺の「場所性」と作者の過去の経験や記憶などの「私性」の二つを絡めて、作品を制作しています。今回の作品では、想像の中で色々な「行為」が生まれるように作品を制作しました。ぜひ、お楽しみに!

⑬そばかす(☆) 屋外(芝生広場)
私はお月見団子を実際に見たことも、食べたこともありません。味や食感は知らないけれど、伝聞やインターネットの情報からそのイメージは知っています。そんな私の中のお月見団子のイメージを陶に落とし込んで、食べられないお月見団子を作りました。

⑭高橋暮羽 屋外(芝生広場)
My pleasureは直訳すると私の喜び、ということで自分が喜ぶものはすなわち好きな物を制作することだと考えた。そして、自分の好きなモチーフである十字架を用いて自分の喜びを鑑賞者に知ってもらうような作品を制作するに至った。また、作品を観て頂いた鑑賞者の方々にも一人一人のMy pleasureを考えてもらえるような参加型の作品にした。

⑮竹田歩里(☆) 屋外(待合橋近辺)
生き物と普段関わり共存していく中で、私たちが受けている影響からインスピレーションを受け制作を行なっています。彼らの特徴や個性を最大限に表現して鑑賞者に触れてもらうことが目的となっています。土の質感に魅力を感じ、彼らの生活や文化を尊重しながら取り組んでいます。

⑯田中彩葉 屋外(英傑島)
逆光や、ビルなどの建物の風景が好きで、それらのものをモチーフに制作しました。逆光感は人物のシルエットを配置することで表現しています。シンプルな形にすることで影も綺麗に見えるように考えました。日が当たった時の作品の影や、シルエットも見ていただきたい作品です。

⑰富田和真 屋外(木曽川)
自分の好きなもののうち特に生き物について考えた時ダンゴムシやオオグソクムシ、ヤスデの様な節足動物の似た構造が連続して重なり作られる形に魅力を感じたのでその形をイメージし制作しました。

⑱ 西村匠平 屋外(芝生広場の池)
学校という閉鎖的な社会では「個」ではなく「集」として私たちは見られる。しかし、白鳥庭園という開放的な自然の中では「集」ではなく「個」に変化して違った形を見せる。

⑲府内友佳梨 屋外(清羽亭前の池)
私は自分の想像する世界の一部を表現したいと思いこの作品を作りました。幼い頃から妖精や魔法のお話が好きでした。特に空想世界に生きる彼らの魔法道具や小物、家具、建築物などに魅力を感じました。蓮と睡蓮をモチーフにした理由は庭園内にある睡蓮からインスピレーションをもらったからです。妖精たちのお話では、植物や人間の落とし物を使って妖精たちの生活に役立てていました。私も自分で使うことのできる物が作りたくて睡蓮の机と蓮の椅子を作りたいと思いました。

⑳三角明日香 屋外(梅林)
自然豊かな庭園を実際に見て、この植物たちを作品としてぎゅっと一つのものに集めてみたいと思い作成しました。四季折に変化する白鳥庭園の植物をイメージし、見学に赴いた6月ごろに見つけた植物たちや、季節ごとに庭園で見ることができる植物たちを一本の木としてまとめました。

㉑山岸祥也 清羽亭
鍛金という金槌から形を変化させる技法に対して、この技法で作り出せる自分の限界を知りたくなった。厚さ1.5mm直径600mmの銅板から機械に頼らず叩き起こした今作品は、富士山をモチーフに制作したのと今作品が放つ金属の重厚感から「不動」と名づけた。
㉒番は都合により展示がなくなりました。

㉓山田空輝 屋外(汐入の庭)
自然によって壊された人工物を見ると、自然の偉大さや恐ろしさを感じる。それと同じか、それ以上に、人間がそこにいたという懐かしさや、寂しさを感じる。私は、自然にどうにか抗おうとする様を表現した。